パリのルーブル美術館で「民衆を導く自由の女神」を見る人々(2019.8撮影)。ドラクロアの有名な絵は、民主主義の象徴とも目される。世界の対立や分断が深まる中、その民主主義が問われている。
英国テムズ川河口付近に林立する風力発電施設(2019.10)。欧州では過去20-30年間に再生可能エネルギーへの転換が急速に進んだ。
ローマ市内にある世界最小国家、バチカン市国にあるサン・ピエトロ寺院(2019.8撮影)。10数億人の信者を持つカトリック教会の総本山である。混乱の世界で、宗教の力や役割も改めて問われる。
数年前から東京都内の大学で欧州(EU)や国際情勢の授業を受け持っている。
毎年授業用のテキストを作成し、それをベースに書籍を出している(左写真)。本のタイトルは『ポスト冷戦後時代の
新・EU論--大学生のためのテキスト』である。
テキストというと格式張って聞こえるかもしないが、その実態は「欧州のアルバム」である。本には多数お写真を使っているが、その多くは筆者が撮影したもの。文字で説明するより映像を見た方が分かり易いし、筆者自身にとっては記憶や思い出の整理になる。
このBlogページに掲載の3枚は、テキスト掲載写真からピックアップしたもの。欧州のいまを映す風景である。
(2024.3.15)
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